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スギ花粉症にむけて
〜減感作療法(抗原特異的免疫療法)のすすめ〜
今春のスギのピーク時の花粉飛散量は昨年の10倍前後だったこと、関東は関西や中部地方より飛散量が多い傾向にあることが環境省の観測結果でわかりました。そのため今春のスギ花粉症においては、通年認められる眼や鼻のつらい症状だけでなく喘息あるいは喘息用の咳にも苦しめられた方も多く見受けられました。
そこで今年こそはなんとかこのつらい症状を軽減したいと思われる方に再度、減感作療法をご紹介いたします。なぜならば残念なことに現状では減感作療法以外にスギ花粉症を完全に治す治療法がないからです。抗アレルギー薬などを用いる薬物療法は薬をやめるとまた症状があらわれ、根本的な治癒は期待できません。
減感作療法はスギを低濃度から少量ずつ注射していくことにより、抵抗力を強くしてアレルギー症状を出にくくする治療法です。注射は1〜2週に1回より開始し、その後月1回ごと継続します。今、治療を開始すれば翌年のスギ飛散期には症状の軽減が期待できます。
減感作療法は花粉症だけでなく他のアレルギー疾患(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、ハチアレルギーなど)の方にも適応があります。もちろん健康保険の適応になっています。
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